観葉植物×化粧石はダイソーで決まり!おしゃれで虫対策もできる活用術

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白い鉢に植えられたモンステラと、その足元に敷き詰められた清潔感のある白い化粧石のイメージスライド

こんにちは。Rich and Green Life 運営者の「Ryu」です。

部屋の観葉植物をふと眺めていて、「なんだか土が見えている部分が野暮ったいな」とか、「もっとカフェみたいにおしゃれに飾りたいな」と感じたことはありませんか。また、これからの季節、土の表面から発生するコバエや、湿気によるカビなどの衛生面も気になるところですよね。そんな時に真っ先に思い浮かぶ解決策が、土の表面を石やチップで覆う「化粧石(マルチング)」です。

でも、いざホームセンターや園芸専門店で本格的な化粧石を買おうとすると、一袋数百円から千円以上したり、量が多すぎて使いきれなかったりと、意外とハードルが高いもの。そこで私たちが頼るべきは、身近な「ダイソー」です。実は、ダイソーの園芸コーナーやペット(アクアリウム)コーナーには、白玉石、ハイドロボール、ゼオライト、バークチップなど、専門店顔負けの種類豊富な素材が揃っています。これらを上手に活用すれば、たった100円(税抜)で、植物の見た目を劇的にアップデートしつつ、虫や病気のリスクを減らすことが可能なのです。

土が露出している見た目の悪さや、コバエ・カビへの不安、専門店の石が高価であるといったユーザーの悩みをまとめたスライド
Rich and Green Life・イメージ

とはいえ、インターネットで「化粧石」について検索すると、「化粧石を置くと土が乾かなくて根腐れする」「カビの温床になる」「虫対策として意味がない」といったネガティブな情報も目にします。実際、植物の性質を無視してただ石を置くだけでは、通気性が悪くなり、最悪の場合植物を枯らしてしまうリスクがあるのも事実です。私自身、過去に見た目だけで石を選び、大切な植物を根腐れさせてしまった苦い経験があります。

この記事では、そんな失敗を乗り越えてきた私が、ダイソーで買えるおすすめの石の選び方から、カビや虫を鉄壁に防ぐための正しい洗い方や敷き方、そして「土の乾き具合」を見逃さないプロ直伝の水やり管理術まで、100均アイテムをフル活用したグリーンライフの楽しみ方を余すことなくお伝えします。

  • ダイソーで購入できる化粧石の全種類とそれぞれのメリット・デメリット
  • インテリア性を高めつつ、コバエやカビを物理的にブロックする具体的な活用法
  • 根腐れリスクを回避するための正しい設置手順とメンテナンス方法
  • 水やりのタイミングを見失わないための、100均グッズを使ったプロの裏技
目次

ダイソーの観葉植物用化粧石でおしゃれな種類と効果

ダイソーの大型店舗に行くと、園芸コーナーの充実ぶりに驚かされることがあります。石一つとっても、色、形、素材、大きさが様々で、「結局どれが自分の植物に合うの?」と迷ってしまう方も多いはずです。ここでは、私が実際に購入して試してみたアイテムを中心に、それぞれの石が持つ特徴や、植物の生育に与える科学的な効果、そしてインテリアとしての相性について深掘りしていきましょう。

100均ダイソーの白玉石やバークチップなど人気の種類

ダイソーのパッケージに入った「ガーデニングの化粧石」と「ハイドロボール」の製品イメージ
Rich and Green Life・イメージ

ダイソーのラインナップは季節や店舗規模によって流動的ですが、通年で手に入りやすく、かつ使い勝手が良い「定番アイテム」がいくつか存在します。これらを素材別に分類し、その特性を理解しておくことが失敗しない第一歩です。

1. 清潔感No.1の「白玉石(ホワイトストーン)」

最もポピュラーで、どの店舗でもほぼ確実に見かけるのが白玉石です。角が取れた丸みのある白い小石で、大・中・小と粒のサイズ展開がされていることが多いのが特徴です。この石の最大のメリットは、圧倒的な「清潔感」と「明るさ」です。白い色は光を反射するため、部屋の照明や自然光を拡散させ、植物の株元を明るく照らすレフ板効果も期待できます。

2. ナチュラル派に愛される「バークチップ(インテリアバーク)」

石ではなく、松などの樹皮を砕いて乾燥させた有機質のマルチング材です。ゴツゴツとした木の風合いは、フローリングや木製家具との相性が抜群で、温かみのある北欧インテリアやカントリースタイルに最適です。石と違って非常に軽量なので、吊り下げ鉢(ハンギング)など、重さを増やしたくない場合にも重宝します。また、最終的には土に還るエコな素材でもあります。

3. 和モダンやシックな演出に「那智黒石・五色石」

黒くて艶のある那智黒石風の石や、落ち着いた色合いが混ざった五色石は、全体を引き締める効果があります。特に、ガジュマルやパキラ、ボンバックスといった、幹が太く特徴的な植物の足元に敷くと、まるで盆栽のような高級感と重厚感が生まれます。男性的なインダストリアルインテリアや、和室にもよく馴染みます。

4. 隠れた名品「ゼオライト」と「ハイドロボール」

これらは単なる飾り石以上の機能を持っています。ゼオライトは多孔質(無数の穴が空いている)の鉱物で、水を浄化したり、根腐れの原因となる老廃物を吸着したりする機能があります。ハイドロボール(発泡煉石)は高温で焼成された人工石で、無菌・清潔・軽量と三拍子揃っており、虫を寄せ付けたくない室内栽培の強い味方です。

Ryuの裏技:アクアリウムコーナーを見逃すな!

実は、園芸コーナーだけでなく、ペット用品の「金魚・熱帯魚コーナー」も宝の山です。水槽用の底砂利として売られている「大磯砂」や「ブラックホール(黒い砂利)」、「ガラスサンド」などは、園芸用よりも粒が揃っていて綺麗な場合があります。水中で使う前提で作られているため、洗えば何度でも使える耐久性があり、観葉植物の化粧石としても優秀です。ぜひ両方の売り場をチェックしてみてください。

観葉植物をおしゃれにする飾り方とマルチングの効果

土の表面を石やチップなどの資材で覆うことを、専門用語で「マルチング(Mulching)」と呼びます。このマルチングには、単に「見た目を良くする」というビジュアル面でのメリットと、「植物を守る」という機能面でのメリットの両方があります。

インテリアとしての「生活感の排除」

私たちが観葉植物を部屋に置くとき、どうしても気になってしまうのが「黒い土」の存在です。黒い土が見えていると、どれだけ鉢をおしゃれにしても、どこか「育成中」「畑」のような生活感が漂ってしまいます。これを化粧石で隠すだけで、一瞬にして植物が「雑貨」や「インテリアオブジェ」のような洗練された雰囲気に変わります。

例えば、真っ白な陶器鉢に鮮やかなグリーンのポトスを植え、足元に白玉石を敷き詰めれば、まるでホテルのロビーにあるような清潔感が生まれます。逆に、コンクリート風のポットに黒い化粧石を合わせれば、流行りの無骨なスタイルが完成します。100円の投資で、部屋の印象をここまでコントロールできるアイテムは他にありません。

植物生理学的な「マルチング効果」

機能面でも見逃せない効果があります。

  • 乾燥防止(保湿効果):土の表面からの急激な水分蒸発を防ぎます。特にエアコンの風が直接当たるような過酷な室内環境では、土がカラカラに乾いて根が脱水症状を起こすのを防ぐシールドの役割を果たします。
  • 地温の安定化:石やチップの層が断熱材となり、外気温の変化が直接土壌に伝わるのを和らげます。冬場の夜間の冷え込みや、夏場の直射日光による地温上昇から、デリケートな根を守ってくれます。
  • 雑草の抑制:室内ではあまり関係ないかもしれませんが、土の表面に光が届かなくなるため、雑草の発芽を抑える効果もあります。
素材インテリア性通気性重さおすすめのスタイル
白玉石◎ (清潔・モダン)△ (やや蒸れる)重いホワイトインテリア、シンプルモダン
バークチップ◎ (温かみ・自然)◯ (隙間が多い)軽い北欧風、ナチュラル、カントリー
ゼオライト◯ (機能的)◎ (吸湿・速乾)普通実用性重視、水耕栽培
黒石・砂利◯ (クール)△ (熱を吸収)重いインダストリアル、和風
清潔感のある白玉石、ナチュラルなバークチップ、機能的なゼオライト、和モダンな黒石など、素材ごとの演出効果を比較したスライド
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虫対策や泥跳ね防止になる化粧石の意外なメリット

「おしゃれさ」と同じくらい、いや、植物と暮らす多くの人にとってそれ以上に切実なのが「虫問題」ではないでしょうか。特に、気温が上がってくると発生しやすい「キノコバエ(コバエ)」は、私たち観葉植物ラバーの天敵です。

物理的防御壁(フィジカル・シールド)としての機能

コバエの多くは、湿った有機質の土(腐葉土や堆肥など)の匂いに引き寄せられ、土の表面や浅い部分に卵を産み付けます。そこで、ダイソーの化粧石が大活躍します。土の表面を無機質の石(白玉石、ゼオライト、ハイドロボールなど)で、厚さ2〜3cmほど隙間なく覆い隠してしまうのです。

こうすることで、コバエは産卵場所である土に到達できなくなります。また、無機質の石にはコバエの幼虫の餌となる有機物が含まれていないため、繁殖することができません。これは殺虫剤を使わずに虫の発生サイクルを断ち切る、最も安全でエコな防除策と言えます。

土の湿気と匂いが虫やカビを引き寄せるメカニズムを解説した図解スライド
Rich and Green Life・イメージ

虫対策については、以下の記事でも詳しく解説していますので、徹底的に予防したい方は合わせてご覧ください。
観葉植物の室内の虫対策!原因と駆除方法を徹底解説

泥跳ね(スプラッシュバック)による病気予防

もう一つの重要な機能が、水やり時の「泥跳ね防止」です。ジョウロで勢いよく水を注ぐと、土が跳ね返って植物の下葉や茎、鉢の縁、さらには床や壁を汚してしまうことがあります。この跳ね返った土には、土壌中の細菌やカビの胞子が含まれていることがあり、それが葉に付着することで「軟腐病」や「炭疽病」などの病気を引き起こす原因になります。

化粧石を敷くことで、石が水流のクッションとなり、泥跳ねをほぼ完全に防ぐことができます。植物の病気を予防し、かつ部屋を汚さないという意味でも、化粧石は非常に理にかなったアイテムなのです。

【重要】バークチップの注意点

虫対策を最優先にする場合、「バークチップ」や「ココヤシファイバー」などの有機質素材は避けたほうが無難です。これらは湿った状態が続くと、逆に虫の隠れ家になったり、カビが生えて虫の餌になったりするリスクが、無機質の石よりも高いためです。「絶対虫NG!」という方は、迷わず石やゼオライトを選びましょう。

風水効果も期待できるパワーストーンとしての活用法

少し視点を変えて、「風水」や「スピリチュアル」な側面から化粧石を楽しんでみるのもおすすめです。実は、ダイソーの手芸コーナーやインテリアコーナーには、小瓶に入った「水晶(クリスタル)」「アメジスト」「ローズクォーツ」といった天然石のさざれ石(細かく砕かれた石)が販売されていることがあります。

風水において、観葉植物は「生気」を発するアイテムとして運気アップに欠かせない存在ですが、そこに「石(パワーストーン)」のエネルギーを組み合わせることで、さらに効果を高めようという考え方があります。以下に、代表的な石と期待される効果、おすすめの置き場所をまとめてみました。

  • 水晶(クリスタル):強力な「浄化」作用を持つ万能の石です。悪い気を払い、空間を清めるとされています。トイレや洗面所、鬼門(北東)にある植物の足元に敷き詰めるのがおすすめです。「盛り塩」は湿気で溶けたり交換が面倒だったりしますが、水晶のさざれ石なら洗って何度でも使える「永久盛り塩」として機能します。
  • シトリン(黄色系):「金運」や「商売繁盛」の象徴です。西の方角や、玄関に置くパキラやモンステラの株元に少し混ぜておくと、金運アップが期待できるかもしれません。
  • ローズクォーツ(ピンク):「恋愛運」や「人間関係の調和」を司ります。寝室やリビングの植物にアクセントとして置くことで、柔らかく優しい雰囲気を演出できます。

もちろん、これらは科学的な根拠があるわけではありませんが、毎日目にする植物がキラキラと美しい石で飾られていると、それだけで私たちの気分が上がり、ポジティブな気持ちになれます。この「気分が良くなる」ことこそが、最大の風水効果と言えるかもしれません。100均の小さな天然石を少し混ぜるだけでも、自分だけの特別なパワースポットを作ることができますよ。

ハイドロカルチャーや代用品としても使える便利な石

ここまで「土の上に乗せる」使い方を紹介してきましたが、ダイソーの石は「土の代わり」としても優秀です。土を使わずに植物を育てる栽培方法、いわゆる「ハイドロカルチャー(水耕栽培)」にも、ダイソーのアイテムが大活躍します。

清潔・無臭・虫知らずの「ハイドロボール」

ダイソーで売られている「ハイドロボール(中粒・小粒)」は、粘土を高温で焼いて発泡させた茶色の粒です。無菌で清潔、匂いもなく、虫も寄り付かないため、キッチンや食卓、洗面所など、衛生面が気になる場所に植物を置きたい時に最適です。土植えの植物の根を綺麗に洗い、ガラス容器に入れてハイドロボールで固定し、水を底に溜めるだけで、簡単におしゃれな水耕栽培がスタートできます。

水質浄化の要「ゼオライト」

ゼオライトは、本来「根腐れ防止剤」として販売されていますが、これをそのまま植え込み材として使うことも可能です。ゼオライトには、水中の不純物や、根から出る老廃物(アンモニアなど)をイオン交換によって吸着・浄化する強力な作用があります。

特に、底穴のないガラス容器などで植物を育てる場合、どうしても水が腐りやすくなりますが、ゼオライトを敷くことで水質が悪化するのを防ぎ、水を長持ちさせることができます。ダイソーでは、青やピンクなどに着色された「カラーゼオライト」も販売されており、これらを層状に重ねることで、サンドアートのような美しい見た目を楽しむことも可能です。

観葉植物にダイソーの化粧石を使う時の注意点とカビ対策

ここまで、化粧石の良い面を中心に紹介してきましたが、物事には必ず裏表があります。安易に化粧石を使うことで、逆に植物の健康を損なってしまうケースも少なくありません。ここからは、私が実際に直面したトラブルと、そこから学んだ対処法、プロとしてのリスク管理術を包み隠さずお話しします。

化粧石の下にカビが生えた時の原因と簡単な除去方法

化粧石を敷いて数週間後、ふと石をどかしてみたら、「土の表面に白い綿のようなフワフワしたカビがびっしり生えていた…」という経験、ありませんか?これは、初心者の方が最も陥りやすいトラブルの一つです。

原因はシンプルで、「通気性の悪化」と「有機物の蒸れ」です。通常、土の表面は空気に触れて乾燥しますが、石で蓋をすることで湿度が逃げなくなり、常にジメジメした状態になります。そこに土に含まれる腐葉土や有機肥料が反応し、カビ菌にとって天国のような環境が出来上がってしまうのです。

カビが生えてしまった時の緊急対処ステップ

  1. 石の撤去:まず、表面の化粧石を全て取り除きます。カビの胞子を吸い込まないよう、マスクをして作業しましょう。
  2. 表土の切除:カビが生えている土の表面を、スプーンなどで2〜3cmほど削り取って捨てます。カビは表面に集中していることが多いので、これだけでかなり改善します。
  3. 土の入れ替え:減った分の土を足しますが、ここで再び有機質の土を入れると再発します。表面の2〜3cmだけは、無機質の「赤玉土(小粒)」や「鹿沼土」などの清潔な土に入れ替えるのがコツです。無機質の土にはカビの餌がないため、再発防止になります。
  4. 石の消毒:取り出した化粧石は捨てなくても大丈夫です。ザルに入れて熱湯を回しかけるか、キッチンハイターなどの塩素系漂白剤を薄めた水に30分ほど浸け置きし、完全に除菌します。
  5. 乾燥:洗った石を天日干しで完全に乾かしてから、元に戻します。

カビの発生メカニズムや、より詳細な除去方法については、こちらの記事も参考にしてください。
観葉植物の土にカビ?白い正体と除去法を解説【再発防止策あり】

根腐れさせないための水やり確認と通気性の確保

化粧石を使う最大のリスク、それは「土の乾き具合が見えなくなること」です。植物を育てる基本は「土の表面が乾いたらたっぷりと水やり」ですが、石があると土の色が変わったかどうかを目視できません。

その結果、まだ土の中が湿っているのに「なんとなく」で水をあげてしまい、土の中が常に水浸しになって酸素不足に陥り、根が腐ってしまう(根腐れ)という悲劇が起こります。また、粒の細かい砂(カラーサンドなど)を厚く敷くと、物理的に土への空気の通り道を塞いでしまい、根が窒息してしまうこともあります。

Ryuのおすすめ対策:サーキュレーターの活用

石を敷いて物理的な蒸発効率が落ちた分は、強制的に空気を動かして補う必要があります。サーキュレーターで微風を植物全体に当てることで、葉からの蒸散(水分放出)を促し、植物自身の力で土の中の水を吸い上げさせるのです。風通しを良くすることは、カビ予防にも直結します。

また、水やりのタイミングについては、自分の感覚に頼らず、後述する「割り箸チェック法」などの客観的な指標を持つことが、枯らさないための絶対条件となります。土が乾かない悩みを抱えている方は、以下の記事で原因別の対策を確認してみてください。
観葉植物の土が乾かない?原因と対策を徹底解説

コバエが湧くのを防ぐための正しい石の敷き方と量

先ほど「化粧石は虫対策になる」とお伝えしましたが、これには非常に重要な条件があります。それは、「中途半端な量を撒くくらいなら、やらない方がマシ」だということです。

コバエ(主にクロバネキノコバエ)は、非常に小さな体を持っており、土の粒のわずかな隙間からでも深部へ潜り込んで卵を産み付ける能力があります。そのため、土がうっすら透けて見える程度の量や、パラパラと表面に散らしただけでは、防御壁としての役割を全く果たしません。むしろ、石と土の間に湿気がこもり、虫にとってさらに快適な隠れ家を提供してしまう恐れすらあります。

ダイソーで化粧石を購入する際は、以下のルールを徹底してください。

鉄壁の防虫マルチング・3つの鉄則

  • 厚さは最低でも2〜3cm確保する:土の表面から匂いが漏れ出ないよう、物理的に分厚い層を作ります。6号鉢(直径18cm)なら、ダイソーの小袋で2〜3袋は必要になる計算です。予備も含めて多めに購入しましょう。
  • 隙間なく敷き詰める:植物の株元(茎の周り)や、鉢の縁(リム)付近は隙間ができやすいポイントです。指でしっかりと石を押し込み、土が完全に隠れているか確認してください。
  • 粒のサイズを使い分ける:大きな石だけだと隙間ができやすいので、下層に小粒の石やゼオライトを敷き、その上から中粒〜大粒の石を重ねると、より密閉性が高まります。
石が少なすぎて虫が侵入する例や、根腐れ・カビを招く不適切な管理方法を警告するスライド
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ただし、ここで一つだけ注意喚起をさせてください。もし、「すでにコバエが飛んでいる」状態で化粧石を敷くのは絶対にNGです。なぜなら、すでに土の中に産み付けられた卵や幼虫がいる可能性が高く、その状態で上から石で蓋をしてしまうと、羽化した成虫が外に出られず、鉢の中で大量発生してパニック状態になるからです。

虫対策として導入する場合は、必ず「土の表面5cmほどを新しい無機質の土に入れ替える」か、「オルトランなどの薬剤を土に混ぜ込んでから」施工するようにしてください。正しい手順で行えば、ダイソーの石は最強の防虫シールドになります。

汚れた石の洗い方と再利用するためのメンテナンス

白玉石などの明るい色の化粧石を使っていると、避けて通れないのが「汚れ」の問題です。数ヶ月も経つと、水やりの水分で緑色の藻(も)が発生したり、土の成分が染み出して茶色くなったり、あるいは水道水に含まれるカルキ(カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分)が結晶化して、石の表面が白くガリガリに固まってしまうことがあります。

汚れてしまった石を見て、「100均だし、捨てて新しいのを買えばいいか」と思うかもしれません。でも、ちょっと待ってください。石は洗えば何度でも新品同様に蘇ります。資源を大切にするという意味でも、ぜひメンテナンスに挑戦してみてください。

Ryu流:化粧石のクリーニング手順

  1. 取り出し:スプーンやスコップを使って、化粧石だけをザルに取り出します。この時、土が多少混ざっても構いません。
  2. 水洗い(米研ぎ洗い):ザルに入れた状態で、流水でジャラジャラと洗います。お米を研ぐように、石同士を擦り合わせることで、表面の藻やぬめりが綺麗に落ちます。土も網目から流れ落ちていきます。
  3. 熱湯消毒:カビや雑菌が気になる場合は、洗った石に熱湯を回しかけるか、鍋で数分間煮沸します。これで殺菌は完璧です。
  4. 乾燥:新聞紙などの上に広げ、天日で完全に乾かします。濡れたまま鉢に戻すとカビの原因になるので、ここは焦らずしっかりと。

白いガリガリ汚れが落ちない時は?

水洗いしても落ちない白い石灰質の固まり(カルキ汚れ)には、「クエン酸」が特効薬です。ダイソーのお掃除コーナーで売っているクエン酸粉末を水に溶かし、その中に石を一晩浸け置きしてください。酸の力でアルカリ性の汚れが中和・分解され、驚くほどピカピカになりますよ。

失敗しないためにゼオライトを併用するプロの技

化粧石には「通気性が悪くなる」というデメリットがあるとお伝えしました。しかし、それを補って余りあるメリットを生み出す、プロ級のテクニックがあります。それが、ダイソーでも手に入る「ゼオライト」を使ったサンドイッチ工法(二層構造)です。

ゼオライトは、表面にミクロの穴が無数に空いている多孔質鉱物で、活性炭のように「吸着作用」を持っています。これを単体で使うのではなく、化粧石の下地として使うのです。

最強の二層構造レシピ

  1. 下層(ベース):ダイソーのゼオライト(根腐れ防止剤)
    土の上に直接、ゼオライトを薄く(1cm程度)敷きます。これがフィルターの役割を果たし、土から上がってくる湿気を調整したり、根腐れの原因となるアンモニアガスや有害物質を吸着してくれます。また、万が一カビが発生しても、ゼオライトの層がバリアになってくれます。
  2. 上層(トップ):好みの化粧石(白玉石やバークチップ)
    ゼオライトの上に、インテリア性の高い化粧石を敷きます。ゼオライトだけだと水やりの際に軽くて舞い上がりやすいですが、重みのある石を乗せることでそれを防げます。
石の洗浄、ゼオライトの下層設置、化粧石の厚み調整、株元の隙間埋めという一連の設置手順を解説したイラストスライド
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この「機能性(ゼオライト)」と「デザイン性(化粧石)」のハイブリッド施工こそが、植物の健康を守りながらおしゃれを楽しむ最適解です。どちらも100円ショップで手に入る素材だけで完結できるので、コストパフォーマンスも抜群です。

ダイソーの化粧石で観葉植物を清潔に育てるポイント

ここまで、ダイソーの化粧石を活用したインテリア術とリスク管理について解説してきました。結論として、100円ショップの石であっても、素材の特性を理解し、正しくメンテナンスを行えば、高価な専門店の商品と変わらない効果を発揮してくれます。

最後に、化粧石を敷いた観葉植物を枯らさないための、最も重要なポイントをおさらいしておきましょう。それは、「見えない土の中を想像すること」です。

表面が石で覆われていると、どうしても水やりのタイミングが分かりづらくなります。「なんとなく乾いてそうだから」という感覚だけで水をあげ続けると、見えないところで根腐れが進行してしまいます。そこで私が強くおすすめしたいのが、「割り箸(または竹串)チェッカー」の常備です。

やり方は極めてシンプルです。

  1. 石の隙間から、割り箸を土の深くまでブスッと刺します。
  2. 数分待ってから引き抜きます。
  3. 箸が湿っていたり、黒い土がついてきたりしたら、まだ土の中には十分な水分があります。水やりは不要です。
  4. 箸が乾いていて、土もついてこなければ、水やりのサインです。

高機能な水分計(サスティーなど)も便利ですが、ダイソーで売っている竹串や割り箸でも、十分にプロレベルの水管理が可能です。このひと手間を惜しまなければ、化粧石による根腐れのリスクはほぼゼロにできます。

水やりの基本ルールや季節ごとの量の目安については、以下の記事でさらに詳しく解説していますので、自信がない方はぜひブックマークして確認してみてください。
観葉植物の水やりの量は?季節別の頻度と基本ルール【決定版】

ダイソーの化粧石は、私たちの植物ライフをより豊かに、そして清潔にしてくれる素晴らしいツールです。ぜひ今度の週末、お近くのダイソーで、あなたの植物にぴったりの「着せ替えアイテム」を探してみてくださいね。

化粧石で飾られた植物に囲まれてリラックスする人物と、次のアクションとして「石」と「割り箸」の購入を促すエンディングスライド
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