こんにちは。Rich and Green Life 運営者の「Ryu」です。
ふとリビングの観葉植物に目をやったとき、「あれ?なんだか葉っぱが丸まっている…」とドキッとした経験はありませんか?昨日までは元気そうに葉を広げていたのに、急にくるっと内側に巻いていたり、しなしなと垂れ下がっていたりすると、「もしかして枯れてしまうの!?」とパニックになってしまいますよね。
実は、この「葉が丸まる」という現象、植物にとっては「命を守るための必死の防衛本能」なんです。私たち人間が寒さを感じて体を縮こまらせるのと同じように、植物も何か過酷な環境ストレスを感じて、自分の身を守ろうとしているサインです。
でも、安心してください。葉が丸まっている段階は、まだ植物が生きようと頑張っている証拠。「助けて!」というSOSにいち早く気づき、正しい対処をしてあげれば、多くの場合は元気な姿を取り戻すことができます。
この記事では、私の経験に基づき、葉が丸まってしまう原因の特定方法から、プロも実践する復活のための裏技までを徹底的に解説します。焦らず一つずつ確認していきましょう。
この記事を読むことで理解できること
- 葉が丸まる主な原因である水不足や根腐れの見分け方
- エアコンの風や害虫が植物に与える影響と対策
- モンステラやパキラなど種類別の具体的なケア方法
- 弱った植物を袋で包んで回復させるプロ直伝の裏技
観葉植物の葉っぱが丸まる5つの原因
植物が葉を丸めるのには、実は生物学的な「理由」があります。それは、葉の表面積を小さくすることで、これ以上の水分の蒸発を防ごうとする「防御反応」であることがほとんどです。

では、具体的に何がその引き金になっているのでしょうか。主な5つの原因を深掘りしていきましょう。
水不足による乾燥サインを見極める
最も基本的であり、かつ最も多い原因が「水不足」です。これを聞くと「なんだ、そんなことか」と思われるかもしれませんが、実は奥が深い問題なんです。
植物を支える「膨圧」の仕組み
植物の葉がピンと張って平らな状態を保てるのは、植物の細胞一つひとつが水分で満たされ、パンパンに膨らんでいるからです。これを専門用語で「膨圧(ぼうあつ)」と呼びます。イメージとしては、空気のたっぷり入った風船や、水の入ったホースを想像してみてください。中身が詰まっているからこそ、形を維持できるのです。
しかし、土の中の水分が不足し、根から吸い上げる水の量が減ると、細胞内の水分が失われていきます。すると、風船の空気が抜けたように細胞がしぼみ、葉を支える力がなくなってしまいます。その結果、葉が力なく垂れ下がったり、乾燥を防ぐために内側へくるっと巻いたりする現象が起きるのです。これは、植物がこれ以上の水分蒸発を防ぐために、葉を丸めて表面積を小さくしようとする生存戦略でもあります。
「水やり」の落とし穴と確認方法
「自分は定期的に水をあげているから大丈夫」と思っている方ほど要注意です。「週に1回」などのルーティンで水やりをしていると、季節や気温の変化による吸水量の変化に対応できず、知らず知らずのうちに慢性的な水不足に陥っていることがあります。
また、土が古くなって固まっていると、水を与えても土に浸透せず、鉢と土の隙間を通ってそのまま底から流れ出てしまう「水通り(みずとおり)」という現象が起きている可能性もあります。これでは、根っこに水が届いていません。特にピートモス主体の土は、一度完全に乾くと水を弾く性質(撥水性)があるため、上から水をかけただけでは内部まで染み込まないことがよくあります。
水不足かどうかのチェックポイント
- 葉っぱ全体が薄くなり、触るとハリがない
- 葉が内側(主脈の方)に向かって巻いている
- 土の表面だけでなく、指を第二関節まで入れてもパサパサに乾いている
- 鉢を持ち上げると、水やり直後と比べて明らかに軽い

もしこれらのサインに当てはまる場合は、鉢底から水が溢れ出るまで、たっぷりと水を与えてください。もし土が水を弾いてしまう場合は、バケツに常温の水を張り、鉢ごと10分〜15分ほど沈めて、土全体にしっかりと水を吸わせる「腰水(こしみず)」あるいは「ソーキング」という方法が非常に有効です。気泡が出なくなるまで沈めてあげるのがコツですよ。
水やりの基本については、以下の記事でも詳しく解説していますので、自信がない方はぜひチェックしてみてください。
観葉植物の水やり頻度は?室内で枯らさない基本と夏の注意点
根腐れで水が吸えず葉が丸まる恐怖
次に疑うべきは、初心者の方が最も陥りやすく、かつ植物にとって致命的になりかねない根腐れです。厄介なのは、地上部の症状が「水不足」と全く同じに見えることです。
なぜ根腐れで葉が丸まるのか?
「土は湿っているのに、葉が丸まっている」。この矛盾した状態こそが、根腐れの最大の特徴です。
植物の根は、水分だけでなく酸素も必要としています。常に土がジメジメと濡れている状態が続くと、土の中の酸素が欠乏し、根が窒息してしまいます。窒息した根は腐敗し、機能を停止します。すると、いくら土の中に水があっても、植物はそれを吸い上げることができず、結果として体内の水分が不足し、葉が丸まってしまうのです。
ここで「葉が丸まっている=水不足だ!」と勘違いしてさらに水を与えてしまうと、腐敗にトドメを刺すことになってしまいます。植物を枯らしてしまう原因のナンバーワンは、この「良かれと思ってやった水やり」なのです。

根腐れの確実な診断方法
根腐れかどうかを判断するには、五感を使ったチェックが必要です。
- 嗅覚で確認:土の表面や鉢底の穴から、ドブのような腐敗臭や、ツンとするカビの臭いがしませんか?健康な土は森のような土の香りがします。
- 触覚で確認:パキラやガジュマルなどの幹が太い植物の場合、幹の根元を指で押してみてください。もしブヨブヨと柔らかくなっていたり、樹皮が簡単に剥がれたりする場合は、内部まで腐敗が進行している危険な状態です。
- 視覚で確認:葉が黄色く変色しながら丸まり、触れるとポロポロと簡単に落ちてしまうのは、根腐れ特有の症状です。
これが出たら危険信号!
もし根腐れの可能性が高い場合は、直ちに水やりをストップし、風通しの良い場所で土を乾かしてください。症状が重い場合は、鉢から抜いて腐った黒い根を切り落とし、新しい土に植え替える緊急手術が必要になります。この際、腐った根は黒くドロドロしていますが、健康な根は白く硬いので見分けがつきます。
日照不足や寒さの環境変化に注意
水やりの問題ではない場合、次に考えられるのは「光」と「温度」の環境要因です。植物は環境の変化に敏感で、適していない場所に置かれるとストレスを感じて葉を丸めます。
光合成不足によるエネルギー切れ
植物にとって光は食事そのものです。日当たりの悪い部屋や、窓のないトイレなどに長期間置いていると、光合成が十分にできず、エネルギー不足に陥ります。人間で言えば、ご飯を食べずに働かされているようなものです。
エネルギーがなくなると、植物は新しい葉を広げる体力がなくなります。そのため、新芽が出ても小さく丸まったまま開かなかったり、古い葉が黄色くなって垂れ下がったりします。また、光を求めて茎だけがヒョロヒョロと伸びる「徒長(とちょう)」という現象も見られるようになります。葉の色が薄くなり、茎の間隔が間延びしているのは典型的な日照不足のサインです。
冬の「寒さ」という目に見えない敵
日本の冬、特に夜間の窓際は、私たちが想像している以上に過酷な環境です。多くの観葉植物は熱帯地域が原産で、寒さが大の苦手です。一般的に10℃を下回ると、多くの植物が生育を停止し、5℃以下になると細胞が破壊されるリスクが高まります。
昼間は暖かくても、夜になると窓際は冷気で急激に冷え込みます。この寒暖差(温度変化)が植物の細胞にダメージを与えます。寒さを感じた植物は、葉からの放熱や水分の蒸発を防ぐために、葉をギュッと丸めて身を守ろうとします。ひどい場合には、細胞内の水分が凍結して壊死し、葉が黒く変色してドロドロになることもあります。
「窓際は明るいから」といって冬の夜も置きっぱなしにしていませんか?夕方になったら部屋の中央や高い位置(暖かい場所)に移動させる、あるいはダンボールや発泡スチロールで鉢を囲って保温するなどの対策が、冬の葉の丸まりを防ぐ鍵となります。
エアコンの風が直撃して起きる乾燥
現代の住宅事情ならではのトラブルとして急増しているのが、エアコンやサーキュレーターの風による被害です。植物にとって「風通し」は重要ですが、「風が当たり続ける」のは拷問に近いストレスなんです。
強制的な乾燥ストレスと気孔の閉鎖
私たち人間も、扇風機の風に当たり続けると喉が渇いたり肌が乾燥したりしますよね。植物も同じです。エアコンの暖房や冷房の風が葉に直接当たり続けると、葉の表面からの水分の蒸発(蒸散)が過剰になります。
根から吸い上げる水のスピードよりも、葉から蒸発するスピードの方が速くなると、植物は体内の水分を守るために、葉の裏側にある「気孔(きこう)」を固く閉ざします。さらに、葉自体を物理的に丸めることで風を受ける面積を減らし、これ以上の乾燥を防ごうとするのです。
最新の研究でも、植物が乾燥ストレスに晒されると「アブシジン酸(ABA)」というホルモンが働き、気孔を閉じて水分の損失を防ぐ防御システムが作動することが解明されています。
(出典:東京農工大学『植物の乾燥防御の鍵:気孔閉鎖シグナル伝達を担う新規因子MAP4K1/2を発見』)
不自然な丸まり方は風を疑え
もし、植物の全体の葉ではなく、エアコンの風が当たる側の葉だけが丸まっていたり、葉先が茶色くパリパリに枯れ込んでいたりする場合は、ほぼ間違いなく風が原因です。
サーキュレーターを使用する際は、植物に直接風を当てるのではなく、壁や天井に向けて風を送り、部屋全体の空気を循環させるように使いましょう。植物の葉がわずかに揺れる程度の優しい風が理想的です。

サーキュレーターの正しい使い方については、こちらの記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
観葉植物のサーキュレーターの当て方!距離や時間の正解を徹底解説
ハダニなどの害虫が葉液を吸う被害
最後にチェックすべきは、小さな侵入者たちです。葉が丸まるだけでなく、なんとなく色が褪せていたり、白い斑点があったりする場合は、害虫の被害に遭っている可能性があります。
乾燥を好む厄介者「ハダニ」
特に葉を丸める原因となりやすいのが「ハダニ」です。体長0.5mmほどの非常に小さな虫で、肉眼では赤い点や黒い点にしか見えません。彼らは乾燥した環境を好み、葉の裏側に寄生して、植物の汁(栄養)を吸い取ります。
汁を吸われた葉は、葉緑素が抜けて白っぽくカスリ状になり、組織が破壊されて縮れたり丸まったりします。重症化すると、葉の周りに蜘蛛の巣のような細かい糸を張り巡らせることもあります。放置すると爆発的に増殖し、最悪の場合は植物を枯らしてしまうため、早期発見が重要です。
葉の裏側こそ観察ポイント
「毎日見ているから虫なんていないはず」と思っていませんか?ハダニは葉の「裏」に潜んでいます。葉が丸まっているときは、その丸まった内側をそっと覗き込んでみてください。
もし小さな虫を見つけたり、白い粉のようなものが動いていたら、まずはティッシュで葉の裏を拭ってみてください。ティッシュに赤や茶色のシミがつけば、それはハダニを潰した跡です。
ハダニ対策の基本
薬剤を使うのも手ですが、まずは「水」で物理的に追い払うのが基本です。ハダニは水に弱いため、勢いのあるシャワーで洗い流すだけでも効果があります。そして、日頃から霧吹きで葉に水をかける「葉水(はみず)」を行うことで、乾燥を防ぎ、ハダニの発生を予防することができます。葉の表だけでなく、裏側まで滴るほど濡らすのがポイントです。
ハダニの見分け方や詳しい駆除方法については、以下の記事もあわせてご覧ください。
観葉植物の土にダニ?見分け方と駆除・予防法
観葉植物の葉っぱが丸まる時の復活術
ここまで原因を見てきましたが、いかがでしたか?「これかも!」という原因が見つかったら、次は実際に植物を助けてあげる番です。ここでは、植物の種類ごとの特性に合わせたケアと、弱り切った植物を蘇生させるプロのテクニックをご紹介します。

モンステラの新芽や変色への対処
エキゾチックな切れ込みのある葉が魅力のモンステラですが、葉の丸まりに関する相談が非常に多い植物の一つです。しかし、モンステラには「心配しなくていい丸まり」と「危険な丸まり」の2種類があります。
正常な成長プロセスとしての丸まり
モンステラを育て始めたばかりの方がよく驚かれるのが、新芽の形です。モンステラの新芽は、最初から平らではなく、きつく巻かれた棒状のロールケーキのような状態で茎から出てきます。
これは正常な成長の証であり、異常ではありません。「葉が丸まっている!」と焦って手で無理やり開こうとすると、繊細な葉を傷つけてしまいます。薄い緑色をしていてハリがあるなら、数日から数週間かけて自然にほどけていくのを気長に待ちましょう。湿度が低いと展開に時間がかかることがあるので、葉水を多めにしてあげるのがサポートになります。
危険なサイン:既存の葉の丸まりと変色
一方で、既に開いている濃い緑色の葉や、下の方の古い葉が内側に丸まってくる場合は要注意です。モンステラは根の成長が非常に旺盛なため、鉢の中で根がパンパンに詰まる「根詰まり」を起こしやすいのです。
根詰まりを起こすと水をうまく吸えなくなり、葉が丸まります。鉢底から根がはみ出していませんか?もしそうなら、一回り大きな鉢への植え替えが必要です。
また、最近人気の「斑入り(白い模様が入ったもの)」は、緑色の部分に比べて葉緑素がなく、非常にデリケートです。乾燥や直射日光に弱く、茶色く変色して丸まりやすい傾向があります。斑入りの場合は、特に直射日光を避け、こまめな葉水で湿度を保つことが美しさを保つコツです。
パキラの根腐れと日照条件の改善
「発財樹」とも呼ばれ、ギフトとしても大人気のパキラ。丈夫で育てやすいと言われますが、実は「根腐れ」で枯らしてしまうケースが後を絶ちません。
「耐陰性がある」という誤解
パキラは「日陰でも育つ(耐陰性がある)」とよく紹介されますが、これは「日陰でもすぐに枯れない」という意味であって、「日陰が好き」なわけではありません。本来、パキラは太陽の光が大好きな植物です。
日当たりの悪い部屋に置き、土が乾きにくい状態で水をやり続けると、パキラはひょろひょろと茎だけが伸びる徒長を起こし、葉が薄くなって丸まり、垂れ下がってきます。これは「光をもっとくれ!」という叫びであり、同時に根腐れの一歩手前かもしれません。
幹の硬さをチェックしよう
パキラの葉が丸まって元気がない時は、すぐに幹の根元(土に近い部分)を指で押して確認してください。もしカチカチに硬ければ回復の余地がありますが、ブヨブヨと柔らかく凹むようなら、内部が腐敗しています。
まだ幹が硬いなら、水やりを一時的に控え、レースのカーテン越しの日光が当たる明るい場所へ移動させてください。いきなり直射日光に当てると「葉焼け」を起こすので、徐々に明るさに慣らすのがポイントです。光合成を促すことで、株自体の体力を回復させましょう。もし葉が全部落ちてしまっても、幹さえ生きていれば春になればまた新芽が出てきますので、諦めずに見守ってください。
ゴムの木やカラテアの不調と対策
植物にはそれぞれの「性格」があります。その性格を理解してあげることが、復活への近道です。
環境の変化に敏感なゴムの木
ウンベラータやアルテシーマなどのゴムの木(フィカス属)は、環境の変化に非常に敏感です。園芸店から自宅に持ち帰った直後や、部屋の模様替えをした数日後に、急に葉を丸めて落とすことがあります。
これは、急激な光量や温度の変化に驚いて起きる一時的なショック反応です。ここで慌てて肥料や水を大量に与えるのは逆効果です。新しい環境に慣れようとしている最中なので、直射日光の当たらない明るい場所で、いつも通りの水やりをして静かに見守ってください。環境に順応すれば、また新しい芽を出してくれます。葉が落ち切ってしまっても、枝が生きていれば復活します。
湿度の女王「カラテア」
葉の模様が美しいカラテアは、愛好家の間では「ドラマクイーン」と呼ばれるほど気難しい一面があります。少しでも気に入らないことがあると、大げさに葉を丸めます。
カラテアが葉を丸める最大の原因は「乾燥」と「水質」です。原産地が熱帯雨林の湿った場所なので、日本の室内は乾燥しすぎるのです。
カラテアを機嫌よくさせるコツ
- 湿度を上げる:加湿器の近くに置くか、頻繁に葉水をするのが必須です。湿度計を置いて、常に50〜60%以上を目指しましょう。
- 水にこだわる:水道水に含まれる微量の塩素やミネラルに反応して葉が丸まることがあります。汲み置きしてカルキを抜いた水や、浄水器の水を使うと改善することがあります。
- 夜の動きは正常:カラテアは夜になると葉を立てて閉じる「就眠運動(しゅうみんうんどう)」をします。これは健康な証拠なので、夜に葉が丸まっている(閉じている)のは心配いりません。むしろ、昼になっても閉じている時がSOSサインです。
ビニール袋を使った密閉ケアで蘇生
「水切れでチリチリになってしまった」「根腐れして植え替えたけど、元気が戻らない」。そんな瀕死の状態の植物を救うための、プロも実践する最終手段があります。それが「密閉挿し(みっぺいざし)」や「袋がけ」と呼ばれるテクニックです。
植物のためのICU(集中治療室)
弱った植物は、根から水を吸い上げる力が極端に落ちています。その状態で葉から水分が蒸発し続けると、あっという間に干からびてしまいます。そこで、植物全体をビニール袋で覆うことで、袋の中の湿度をほぼ100%に保ちます。
湿度が高まると、植物は葉からの蒸散をストップします。これにより、根からの吸水が追いつかなくても、葉の水分を保つことができ、体力を温存して回復に専念できるのです。
| ステップ | 具体的な作業内容とポイント |
|---|---|
| 1. 準備 | まずはたっぷりと水を吸わせます(根腐れの場合は、腐った根を切って新しい土に植え替えた後に行います)。活性剤(メネデールなど)を薄めた水を使うとさらに効果的です。 |
| 2. 覆う | 大きめの透明なビニール袋(ゴミ袋でOK)を用意し、鉢ごと、あるいは植物全体をすっぽりと被せます。葉が濡れた袋に張り付くとカビの原因になるので、支柱を立てて空間を確保しましょう。 |
| 3. 設置 | 絶対に直射日光の当たらない明るい日陰に置きます。日が当たると袋の中が高温になり、植物が蒸し焼きになってしまいます。カーテン越しの光も強すぎる場合があるので注意してください。 |
| 4. 管理 | 密閉したままだとカビが生えやすいので、1日に1回は袋を開けて新鮮な空気に入れ替えます。土の乾きも遅くなるので、水やりの頻度はかなり減ります。 |

この状態で数週間から1ヶ月ほど様子を見ます。新芽が動き出したり、葉にハリが戻ってきたら回復のサインです。いきなり袋を取ると急激な乾燥でショックを受けるので、袋の口を少しずつ開けて、数日かけて徐々に外の空気に慣らしていきましょう。これを「ハードニング」と呼び、園芸では非常に重要なプロセスです。
観葉植物の葉っぱが丸まる対処まとめ
観葉植物の葉っぱが丸まる現象は、決して「枯れる前兆」だけではありません。「喉が乾いたよ」「寒すぎるよ」「風が痛いよ」といった、植物からの健気なメッセージです。
毎日植物を観察しているあなたなら、きっとその小さな変化に気づいてあげられるはずです。焦って肥料や活力剤を与える前に、まずは「水」「光」「風」「温度」の基本を見直してみてください。
原因さえわかれば、植物は驚くほどの生命力で復活してくれます。葉が丸まるトラブルを乗り越えた植物は、より一層愛着が湧く特別な存在になることでしょう。あなたの植物が、また生き生きと葉を広げてくれることを心から応援しています。


