リビングにおしゃれな観葉植物を!初心者も安心の選び方と飾り方

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明るいリビングのソファ横に飾られた、美しい曲線を描く大きな観葉植物のタイトルアイキャッチ画像

こんにちは。Rich and Green Life 運営者の「Ryu」です。

自宅をカフェや高級モデルルームみたいな素敵な空間にしたいなと思ったとき、リビングにおしゃれな観葉植物を置くのってすごく憧れますよね。でも、いざお店に行ってみると、初心者向けの育てやすい品種はどれかなとか、大型の植物はどうレイアウトすればいいのかなって迷ってしまうことも多いかなと思います。それに、過去に枯らしてしまった経験があったり、コバエなどの虫対策が気になったり、風水で運気が上がる置き方を知りたかったり、お部屋の雰囲気に合う鉢カバーを探していたりといろいろな疑問が出てきますよね。また、大切な家族であるペットや猫ちゃんにとって安全な植物なのかどうかも、すごく気になるポイントだと思います。

そこで今回は、2026年の最新トレンドも交えながら、皆さんのそんな疑問や不安をまるっと解決できる情報をわかりやすくお伝えしていきますね。毎日過ごすリビングがもっと心地よく、癒やされる空間になるようにお手伝いできたら嬉しいです。

  • 2026年最新のボタニカルトレンドとおすすめの品種
  • お部屋を広く見せるプロのレイアウト術と鉢カバーの選び方
  • 虫を発生させない衛生的な土壌づくりと日常の管理方法
  • ペットにとって安全な無毒性の植物と風水を取り入れた配置のコツ
目次

リビングにおしゃれな観葉植物を飾る

リビングは家の中で一番過ごす時間が長くて、ご家族でくつろいだりお客様を通したりする大切な場所ですよね。そんなリビングのインテリアとして植物を取り入れるための、最新スタイルや選び方、そして空間をワンランクアップさせるレイアウトの基本についてお話ししていきます。

観葉植物の枯れやコバエの発生、ペットへの安全性、レイアウトに悩む人のイラストとチェックリストをまとめたスライド
Rich and Green Life・イメージ

2026年トレンドの最新スタイル

まずは、今の時代にどんな観葉植物が求められているのか、トレンドを押さえておきましょう。実は植物を部屋に置くことで、心理的なリラックス効果やストレス軽減効果があることが公的機関からも発表されています(出典:農林水産省『花や緑の効用・家庭とオフィスへの導入状況に関する調査について』)。だからこそ、お部屋の雰囲気にマッチする最新のスタイルを取り入れて、心からくつろげる空間を作りたいですよね。

クラシカルで有機的な自然の美しさ

2026年のインテリアグリーンの世界では、フランス庭園のようなクラシカルでありながら自然のままの無作為な美しさを取り入れるスタイルがとても注目を集めています。少し前までは、とにかく大きくて緑が濃い、存在感のあるものが人気でしたが、最近は少し様子が変わってきました。たとえば、初夏の白花で知られる「エルダーフラワー」のように、可憐なお花が咲いたり、動きのある軽やかな葉っぱを持っていたりする、自然の息吹を感じさせる有機的なフォルムが好まれる傾向にあるんです。

人気No.1は多様な魅力を持つフィカス属

そして、引き続きトレンドの筆頭と言えるのが、フィカス(ゴムの木)の仲間たちです。フィカス属はとにかく種類が豊富で、樹形が多様なのが最大の魅力かなと思います。例えば、「バーガンディ(黒ゴム)」と呼ばれる品種は、その名の通りシックで深い色合いの葉が特徴的で、モノトーンやインダストリアルなモダンリビングとすごく相性がいいんですよ。他にも美しい斑入りの葉を持つ品種など、お部屋のトーンを劇的に華やかにしてくれる要素がたっぷり詰まっています。

サステナブルな視点を取り入れたグリーンライフ

また、最新のスタイルを語る上で欠かせないのが、環境に配慮した「サステナブル」な視点です。使い捨てではなく、ひとつの植物を何年、何十年と大切に育てていくこと自体がトレンドになりつつあります。だからこそ、自分のライフスタイルやリビングの環境に無理なく合わせられる、長く付き合っていけるパートナー選びがこれまで以上に重要になってきているんですね。

2026年のトレンドまとめ
・自然な動きのある有機的なフォルムの植物が人気上昇中
・フィカス属はモダンインテリアの必須アイテムとして引き続き大本命
・長く愛せる「サステナブル」な選び方が最先端のスタイル

初心者向けで枯れにくいおすすめ品種

「過去に水やりや置き場所を間違えて枯らしてしまった…」という強烈なトラウマを抱えている方も、きっと少なくないと思います。リビングは窓が大きくて日当たりが良いことが多い反面、エアコンの風で極度に乾燥したり、部屋の奥まった場所は意外と採光不足だったりと、植物にとっては過酷な条件が混在するちょっと難しい環境になりがちです。

環境適合性から考える植物選び

環境に合わない植物を選んでしまうと、どれだけ一生懸命お世話をしても生育不良や枯死を招いてしまいます。そこで、窓辺の明るい場所を好む植物と、部屋の奥や日陰でも育つ耐陰性を持つ植物を正確に分類して、ご自宅のリビング環境に合わせた選び方をするのが一番の近道ですね。もしお部屋の明るさが心配な方は、暗い部屋でも育つ最強の耐陰性品種と管理のコツもぜひ参考にしてみてくださいね。

リビングの環境や日当たりを無視して品種を選んでしまうと枯れる原因になることを説明するスライド
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初心者におすすめの最強品種4選

部屋の条件に合わせた品種選定や、適切な環境づくりの重要性を提示するスライド
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ここでは、乾燥に強くて初心者の方でも比較的育てやすい品種をいくつかピックアップしてみました。それぞれの特徴を理解して、ご自宅のリビングにぴったりの子を見つけてみてください。

植物名適した環境・耐陰性水やりの基本方針特徴・インテリア効果
モンステラ明るい室内(日陰も可)/ 耐陰性あり春夏:表面が乾いたら
秋冬:乾いてから2〜3日後
エキゾチックな葉の切れ込みが特徴。乾燥に強く初心者さんにぴったりです。
パキラ日当たりの良い場所 / 耐陰性はやや弱い春夏:表面が乾いたらたっぷりと
秋冬:乾いてから2〜3日後
上に伸びる丈夫な品種。乾燥に強く、多様な仕立てが魅力でどんな部屋にも合います。
雲南シュロチク室内の半日陰 / 耐陰性あり春夏:表面が乾いたら
秋冬:乾いてから2〜3日後
涼しげでさわやかな葉。日照が少ないお部屋の奥のデッドスペースでも育ちます。
ユッカ日当たりの良い窓際 / 耐陰性なし春夏:表面が乾いたら
秋冬:乾いてから2〜3日後
直線的で鋭い葉がスタイリッシュ。寒さと乾燥に極めて強いのが特徴ですね。

水やりの基本と失敗しないコツ

表にも少し書きましたが、初心者が一番やってしまう失敗が「水のやりすぎ」なんです。「土の表面が完全に乾ききってから」たっぷりあげる、というのが基本中の基本になります。常に土が湿っている状態は根腐れの原因になってしまうので、メリハリをつけた水やりを心がけてみてくださいね。

日当たりの確認から品種選び、無機質土での虫予防、鉢カバーによる保温対策までの手順を画像付きで解説したスライド
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※表内の適した環境や耐寒性などは、あくまで一般的な目安です。お住まいの地域の気候や、実際のお部屋の環境によって生育状況は変わりますので、購入時に園芸店のスタッフさんに相談してみるのもおすすめですよ。

大型のシンボルツリーで空間を演出

リビングに思い切って大型の観葉植物(シンボルツリー)を置いてみると、お部屋の雰囲気が劇的に、そして圧倒的におしゃれに変わります。大きな植物がひとつあるだけで、空間全体が引き締まって、まるで海外のインテリア雑誌のような洗練された雰囲気が漂うようになるんですよ。

存在感を放つおすすめの大型品種

大型の植物として特におすすめしたいのが、「フィカス・ベンガレンシス」と「フィカス・ウンベラータ」です。
フィカス・ベンガレンシスは、少し起毛したようなマットで丸みを帯びた葉に、くっきりと白い葉脈が入っているのが特徴です。とても優しくて温かみのある印象を与えてくれるので、家族が集まるリビングのシンボルツリーとして最適ですね。
一方のフィカス・ウンベラータは、大きなハート形の葉っぱが特徴で、後ほど詳しくお話ししますが、プロが手掛けた「曲げ木」による美しいS字カーブの幹が本当に芸術的なんです。これを置くだけで、空間がぐっと洗練されたモダンな印象に変わります。

搬入と配置のリアルな注意点

ただ、大型の植物を導入する際には、いくつか気をつけておきたいリアルなポイントがあります。まず一番は「重さと動線」です。大型の鉢は土もたっぷり入るため、水やり後などは想像以上に重くなります。お掃除の時や日当たりを調整したい時に動かせないと不便なので、キャスター付きのプランター台座などを一緒に用意しておくのが賢い選択肢かなと思います。

フェイクグリーンという賢い選択肢

「大型の観葉植物をリビングに置きたい!」という強い憧れはあるものの、どうしても日当たりの確保ができなかったり、多忙すぎて水やりの管理が困難だったりする環境の方もいらっしゃいますよね。そんな時は、精巧に作られた大型のフェイクグリーン(人工観葉植物)を導入するというのも非常に有効な代替案になります。最近のフェイクグリーンは本物と見間違えるほどのクオリティのものが多く、置き場所の制約を完全に排除できるため、日陰のデッドスペースを一瞬でおしゃれな空間に変換する最強のツールとして活用できますよ。

空間を広く見せるレイアウトの基本

お気に入りの観葉植物を買ってきたものの、ただリビングの床にポンと直置きするだけでは、なんだか洗練された空間にならない…と感じたことはありませんか?実は、インテリアショップやアパレル店舗が実践している「空間の錯覚効果」や、高低差を利用したプロのレイアウト技術があるんです。これを知るだけで、お部屋の見え方が全く違ってきますよ。

「床の余白」が空間を拡張する

空間のレイアウトを考えるのが苦手な方に最も効果的で即効性のあるアプローチが、「スツール(プラントスタンド)」の導入です。アイアン製や木製のスツールを使って、植物を床から物理的に浮かせ、鉢を少し高い位置にセッティングしてみてください。日本の住宅事情において、大型の植物を床に直置きして床面を隠してしまうと、空間全体が窮屈で圧迫感のある印象を与えてしまいます。脚付きのスタンドを使用して植物の下に「床が見える面積」を意図的に作り出すことで、人間の視覚的な錯覚が働き、実際の平米数よりも部屋を広く見せることが可能になるんです。

視線を上に誘導する立体的な演出

また、小型の観葉植物を本棚や食器棚など目線より高い場所に配置して、そこからつる性の植物(ポトスやアイビーなど)を垂れ下がらせる手法もプロが多用するテクニックです。これによって居住者の視線が自然と上へと誘導されるため、天井の高さを強調する立体的な空間演出が実現します。賃貸マンションなどでも簡単に取り入れられる方法ですね。

三角形配置と「奇数の法則」

複数の観葉植物をリビングに飾る場合、ただ等間隔に並べたり無造作に散らばせたりすると、視点が分散して雑然とした印象を与えてしまいます。広めのリビングでは、鉢のサイズを「大・中・小」と異なる高さで意図的に組み合わせ、それらを結んだ時に「立体的な三角形」になるように配置するのがプロの基本理論です。
さらに、複数の植物をまとめる際は、「3鉢」や「5鉢」といった奇数でまとめることが極めて重要です。偶数配置は人工的なシンメトリー(対称性)を作り出してしまいますが、奇数配置は人間の視覚的に最もバランスの取れたアシンメトリー(非対称)の自然な美しさを生み出し、空間に心地よい奥行きをもたらしてくれるんですよ。

インテリア性を高める鉢カバー選び

観葉植物を購入したときの、安価なプラスチック鉢のまま飾るのではなく、「鉢カバー」を使用することは、観葉植物のインテリア性を飛躍的に高めるための必須要件と言えます。鉢カバーの最大のメリットは、植物を植え替えることによる根へのダメージや枯死のリスクを負うことなく、お部屋のテイストに合わせて瞬時にデザインを変更できる点にあります。

見た目だけじゃない!鉢カバーの機能的メリット

さらに、鉢カバーには見た目以上の素晴らしい機能的メリットが存在します。観葉植物の多くは熱帯地方が原産で、日本の冬の厳しい寒さに非常に弱いという弱点を持っています。しかし鉢カバーを使用することで、内側のプラスチック鉢と外側のカバーの間に空気の層(断熱層)が形成されるんです。これにより、冬の窓辺の冷たい空気や床からの底冷えが根に直接伝わるのを防ぐ「保温効果」が得られ、越冬の成功率を劇的に引き上げることができます。

2026年注目のトレンド素材

2026年における鉢カバーのトレンド素材としては、高品質で洗練されたアイテムが注目を集めています。例えば、金属のような独特の鈍い光沢を放つ「コッパー釉(銅色)」や、幾何学的な多面体デザインが美しいホワイトの鉢カバー、そして軽量でありながら重厚な石の質感を完璧に再現した「ファイバーストーン」などが、モダンなリビング空間に高く評価されています。これらを合わせるだけで、一気に高級ホテルやモデルルームのような雰囲気になりますよ。

安全性とリスクマネジメント

一方で、陶器製やセメント製などの重量のある鉢カバーは、おしゃれな反面、小さな子供やペットがぶつかって倒した際に割れる重大な危険性が伴います。そのため、人がよく通る動線上に配置する場合は、安全な場所に固定するか、プラスチックの特徴である光沢を生かして高級感を持たせつつ、非常に軽量で割れにくい「ラスターポット」などの安全な素材を選択するといったリスクマネジメントが必要不可欠ですね。

おしゃれな観葉植物でリビングを快適に

ここからは、ただおしゃれに飾るだけでなく、リビングをもっと快適で安全、そして運気までアップさせてくれるような、ちょっとディープな観葉植物の知識をお話ししていきますね。虫対策やペットとの共生など、生活に密着したリアルな内容です。

風水で運気を上げる配置と植物選び

リビングにおける観葉植物は、単なる視覚的な装飾品を超え、家全体の運気を左右する風水学的なエネルギー装置としての側面を強く持っています。風水において、リビングという空間は「土の気」を司る場所であり、家族全員の運気のベース(地盤)や今後の発展に深く関わる最も重要なスペースと位置づけられているんです。「金(金運)は土から生み出される」とされており、リビングの運気を植物の生命力で整えることは、家庭運の安定だけでなく、金運の劇的な向上に直結するロジックになっています。

葉の形状と成長方向がもたらす陰陽のバランス

風水における観葉植物の持つエネルギーは、「葉の形状(丸い・尖っている)」と「成長する方向(上向き・下向き)」という陰陽の性質によって明確に分類されます。これらを理解し、今の生活に欠けている要素を補うように植物を選ぶのが、真の空間デザインと言えますね。

成長方向・葉の形状陰陽の気風水効果とリビングへの影響代表的な植物
上に向かって成長する陽の気人の気持ちを活発にし、家族の運気を大きく「発展」させる効果。仕事運や上昇志向をサポート。パキラ、ユッカ
下に向かって成長(垂れる)陰の気気を静め、運の地盤を強固にして「安定」させる効果。良好な家庭運の維持に最適。ポトス、アイビー
丸みを帯びた葉陰の気「愛」や「調和」の気を持ち、人間関係を和やかにし、深いリラックス効果をもたらす。ウンベラータ、ガジュマル
尖った葉陽の気鋭い気で邪気を払い、停滞した悪い気を浄化する効果。魔除けや厄除けの役割を果たす。サンスベリア、ユッカ

運気を飛躍させるハイブリッド配置の極意

例えば、別名「発財樹」と呼ばれるパキラは、仕事での成功や金運の発展を強力に後押ししてくれます。ウンベラータは空間全体に愛と調和を満たし、温かい家庭環境を構築してくれます。リビングの風水効果を最大化するためのプロの配置戦略としては、部屋のメインとなるポイント(テレビボードの横など)に上に向かう大きめの「陽」の植物を1鉢置いて発展の気を呼び込み、部屋の隅や棚の上などの複数箇所に下に向かって垂れる「陰」の植物を散らして運の地盤を安定させるという、陰と陽を絶妙に組み合わせたハイブリッドな配置が最も理想的であると推奨されていますよ。

テレビ横に置かれたパキラと、棚から垂れ下がるポトスがもたらす風水的な運気の変化を解説したスライド
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コバエを防ぐ無機質土を使った虫対策

「リビングに植物を置きたいけれど、コバエなどの不快害虫が湧くのがどうしても恐怖!」という方、すごく多いと思いますし、私自身もその気持ちは痛いほどよくわかります。この生理的な忌避感を払拭し、心から安心してグリーンを楽しむためには、虫が発生する生物学的なメカニズムを知り、徹底した予防策を講じる必要があります。

コバエ発生のメカニズムと最大の原因

実は、市販されている安価な観葉植物の培養土には、油粕、魚粉、鶏糞といった「有機肥料」が豊富に含まれていることが一般的です。これらの有機成分は植物の生育には有益なのですが、同時にキノコバエなどの不快害虫の格好の餌となり、土壌内部での腐敗や発酵分解の過程で強烈に虫を引き寄せ、卵を産み付けられる巨大な温床となってしまうんです。

無機質・熱処理土壌への完全シフト

この根深い問題を根本から解決するプロのアプローチが、「無機質用土」や「熱処理された土」の完全採用です。赤玉土、鹿沼土、軽石などで構成され、有機肥料を一切含まない無機質の培養土を使用することで、虫の発生源となる栄養素と腐敗物を物理的に遮断できます。詳しくは、虫対策におすすめの無機質土配合の黄金比と作り方の記事で詳しく解説しています。さらに、製造過程で高温での加熱処理が施された土は、内部の虫の卵やカビの胞子が完全に死滅しているため、リビングという室内環境において極めて清潔で無臭な状態を長期間保つことが可能になります。

日常管理と薬剤の「ワクチン的運用」

土壌の改善に加えて、水やりは必ず「土の表面が完全に乾ききってから」行い、受け皿の水を即座に捨てることで過湿を防ぐことが重要です。また、春から秋にかけて日光浴のために植物を屋外に出す行為は、虫に卵を産み付けられて室内に持ち込むリスクが極めて高いので、徹底して室内管理のみを行うことが推奨されます。やむを得ず屋外から取り込む際は、事前に「オルトランDX」などの粒状の浸透移行性殺虫剤を土の表面に散布しておくと、植物自身が根から成分を吸収し、体内の隅々まで殺虫成分を行き渡らせる「植物のためのワクチン」のような役割を果たして、虫の発生を長期間予防してくれますよ。

根腐れを招く常に湿った土、コバエの原因となる有機肥料、ペットに有害な植物の危険性を伝えるスライド
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ペットや猫にも安全な無毒性の品種

現代のリビングは、人間だけでなく、犬や猫などのペットにとっても長時間を過ごす大切な生活空間ですよね。しかし、観葉植物の多くは、外敵から身を守るための生物学的な防御メカニズムとして、樹液や葉の成分にペットにとって極めて有害な毒性を含んでいるものが少なくないという事実をご存知でしょうか。

ペットにとっての有毒植物のリスク

重篤な中毒症状を引き起こす「不溶性シュウ酸カルシウム」などを含む植物を、ペットがお留守番中などに誤ってかじってしまった場合、嘔吐、痙攣、呼吸困難といった重大な事故に繋がる恐れがあります。そのため、完全な安全性が医学的・植物学的に確認されている「無毒な植物」を選定することが、ペットオーナーの皆さんにとっては絶対的な必須要件になります。猫が観葉植物を食べる時の対策と安全な部屋作りも併せて読んでいただくと、より具体的な対策がイメージできるかなと思います。

安心して置ける代表的な無毒性植物

猫や犬を飼育しているご家庭のリビングにおいて、心から安心して配置できる代表的なおしゃれ観葉植物をいくつかご紹介しますね。

  • オリヅルラン(ボニー):放射状に広がる細くカールした葉が美しく、成長が早い植物です。猫が細い葉を好んでじゃれついたりかじってしまっても、毒性が全くないため安全です。
  • テーブルヤシ:ヤシという名前ですが室内の暗い日陰でも育ちやすく、手間がかかりません。細かく揺れる葉が猫の狩猟本能を刺激しますが、無毒であるため健康被害のリスクがありません。
  • カラテア・ゼブリナ(祈りの植物):葉の表面にゼブラ柄の美しい模様が入ったエキゾチックな植物です。完全無毒な上、夜間になると葉を真っ直ぐ上に向かって閉じるという「休眠運動」を行うユニークな生態があり、日々の観察がとても楽しい植物です。

【重要】ペットの安全に関するご注意
ご紹介した植物は一般的に無毒とされていますが、ペットの体質や食べた量によっては消化不良などを起こす可能性もゼロではありません。健康や安全に関わる情報については、正確な情報を獣医師や専門機関の公式サイトなどでご確認いただき、最終的なご判断はかかりつけの動物病院など専門家にご相談されることを強く推奨いたします。

プロが実践する曲げ木仕立ての裏技

観葉植物をより深く愛し、単なるインテリアとしてだけでなく「共に暮らすパートナー」として楽しむためには、一般的な育て方の枠を超えたプロフェッショナルならではの豆知識や裏技を知ることがすごく効果的です。これを知ると、植物の見方がガラッと変わって、毎日のお世話が何倍も楽しくなりますよ。

ウンベラータの芸術的な「曲げ木」の秘密

インテリアショップで見かける高価な「フィカス・ウンベラータ」などは、幹が芸術的な美しいS字カーブを描いているものが高値で取引されていますよね。実はあの樹形、自然界で偶然形成されたものではなく、生産農家やプロの園芸家が意図的に「曲げ」の技術を用いて幼木の頃から計算して仕立てたものなんです。そして驚くべきことに、この「曲げ木」は正しい知識と道具があれば、一般家庭のリビングでも十分に挑戦可能なんですよ。

ご自宅で挑戦する曲げ木の手順

必須アイテムは、太めのワイヤー、細めの固定用ワイヤー、そして植物のデリケートな表皮を保護するためのマスキングテープです。曲げたい部分の茎全体にテープをしっかりと巻きつけて保護し、太いワイヤーを添わせて、長期間かけて「非常にゆっくりと」希望の方向へ曲げていきます。人間の骨折と同じで、一気に強い力を加えると組織が断裂して折れてしまうため、ミシミシと音がしたり白い樹液がわずかでも滲み出たりした段階で直ちにストップするのが成功の絶対条件です。数ヶ月固定して木質化するのを待てば、世界に一つだけのオリジナルなウンベラータが完成します。

パキラとモンステラの奥深いストーリー

定番のパキラにも、複数本を編み込んだ「ねじり」、太い幹を切り戻した「朴(ぼく)」、そして種から長い年月をかけて育て上げ根元がとっくり状に膨らんだ野生味溢れる「実生(みしょう)」といった仕立ての違いがあり、それぞれ価値や生命力のポテンシャルが異なります。
また、ハワイアンジュエリーのモチーフとしても人気のモンステラは、成長するにつれて葉に深い切れ込みや穴が開くという奇怪な生態を持っていますが、これは熱帯雨林のスコールやハリケーン級の強風を受け流し、巨大化した葉の抵抗で茎が折れるのを防ぐための、高度なサバイバル戦略なんです。
こうした植物学的な深いコンテクストを知ることで、リビングの大切なパートナーへの愛情がさらに深まるかなと思います。

柔らかな日の光が差し込むリビングで、たくさんの植物とペットの猫に囲まれて読書をする女性の快適な空間イメージ
Rich and Green Life・イメージ

リビングのおしゃれな観葉植物まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はかなり深掘りしてお話ししましたが、リビングにおしゃれな観葉植物を一つ置くだけで、空間がパッと明るくなり、私たちの心もすごく癒やされますよね。

今回ご紹介したように、まずはご自宅のリビングの環境に合った、初心者でも枯れにくい品種を選ぶことが何よりも大切です。そして、高低差をつけたレイアウトの錯覚効果や、こだわりの鉢カバーで空間を演出し、無機質の土を使ってコバエ対策をしっかり行えば、衛生面でも安心して快適なグリーンライフを楽しむことができます。

ペットと一緒に暮らしている方は安全な無毒性品種の選定を最優先にしつつ、さらに風水の要素を取り入れて運気をアップさせたり、植物の生い立ちやプロの仕立ての背景に思いを馳せたりすることで、観葉植物の奥深い世界をもっともっと楽しめるかなと思います。

ぜひこの記事の情報を参考にしていただき、あなたらしい観葉植物 おしゃれ リビングの素敵な癒やし空間を叶えてみてくださいね。最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

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